メイクと花のアレンジ

メイクとフラワーアレンジメント、全く関係ない事のようですが、美しく仕上げるという意味では共通するものがあります。

私はフェイシャルリストになり、フェイシャルサロンをオーブンするまで20年近くフラワーアレンジメントの講師をしておりました。
そこからなぜ?というお話はまたの機会にして、先日メイクレッスンをしていたときに、受講者の方から「アイメイクは片目ずつ仕上げるのですか?」とご質問がありました。

お手本としてデモンストレーションを行うとき、時間の節約もあって、片目だけ仕上げるので、そう思われたようです。

その時わたしは、たとえとしてフラワーアレンジメントを仕上げる工程についてお話しました。

フラワーアレンジメントは、活ける前の土台作り、葉物で作るベース作りがとても大切です。
そして、いつ途中で終わったとしても美しく見えるように仕上げて行くのです。
特に私の学んだロンドンのフラワースクールの先生はそれを大切にしていました。

メイクも同じで、ファンデーションなどのベース作りはとても重要で、ここをきちんとすることで一日のメイクの持ちが違ってきます。
そして、アイメイクなどのポイントメイクは、左右均等に仕上げていきます。

常に左右同じに加えていき、途中で終わっても左右対象であるように作り込んでいきます。
これなら、万が一途中で何かあって中断しなけれないけなくなっても心配ないですよね。

そこからTPOにあわせてメイクのボリュームを変えていくと美しく仕上がっていきます。

時間のある時、無い時その時に合わせた仕上がりも常に美しいものになるでしょう。

お試し下さい。
そして、たまにはお花も活けてみて下さいね。
心が豊かになりすよ。

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